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【フィリピン】M&Aの審査期間を15日に短縮、競争委[経済](2019/06/21)

フィリピン競争委員会(PCC)は、一定の条件を満たす合併・買収(M&A)を対象に、承認のための審査期間をこれまでの30日から15営業日に短縮する簡易審査制度を導入する。バリサカン委員長は声明で「審査の迅速化により、ビジネス環境の改善を図る」と説明した。

PCCは5月28日、市場の競争性を損なわないとみられるM&A取引を対象に、審査期間を短縮する制度を始めることを決定した。7月2日から実施する。取引の当事者は契約の締結から30日以内であれば、簡易審査による承認を申請できる。

簡易審査の対象は、◇当事者間にフィリピン国内で水平または垂直的な事業関係がない◇外国企業同士で、いずれのフィリピン子会社も製造品の95%以上を輸出◇外国企業同士で、いずれのフィリピン子会社も市場での存在感が小さい◇住宅や商業施設を開発する共同企業体(JV)の結成――などのM&A。

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