【ミャンマー】スー・チー氏と現大統領、次期総選挙に出馬[政治](2019/06/11)
ミャンマー与党、国民民主連盟(NLD)のミョ・ニュン報道官は8日、2020年の総選挙にウィン・ミン大統領とアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が、ともに立候補することを明らかにした。イレブン電子版が伝えた。
首都ネピドーで開かれた同党の中央執行委員会の後、記者団に語った。報道官は「2人とも卓越した能力を備えた、国家に必要な人材だ」と述べた。
2人がどの程度、選挙活動に関わるかについては「自身で決めることだ」と説明。「各自の選挙区で運動する権利はある。全国を遊説に回るなら、公務を減らさねばならない」と指摘した。
同報道官はまた、連邦選挙管理委員会(UEC)にNLDの関係者がおり、選挙の公正が保てないとの批判について、「彼らは元党員にすぎず、有力な党員は送り込んでいない」と反論。「公正な選挙の実施に全力を挙げる。わが党は不正な勝利より、公正な敗北を望む」と強調した。