【タイ】5月の消費者信頼感、過去19カ月で最低[経済](2019/06/10)

タイ商工会議所大学(UTCC)が6日発表した2019年5月の消費者信頼感指数(CCI、100以上が好感)は77.7となり、前月を1.5ポイント下回った。CCIの下落は3カ月連続で、過去19カ月で最低となった。

UTCCは、タイの政情の安定性やタイ経済の回復遅れ、購買力の回復遅れに対する不安、米中貿易摩擦の拡大懸念などが消費者心理に悪影響を与えたとの見方を示した。

「経済全般」「雇用」「将来の収入」の各指数は、それぞれ1.4ポイント下落の64.8、1.3ポイント下落の73.3、1.7ポイント下落の95.0とそろって3カ月連続で下落した。6カ月後の見通し指数も1.7ポイント下落の88.8と3カ月連続で下落し、90台を割り込んだ。

同時に行われた「今が新車の買い時か」を問う調査では、「買い時」の割合から「買い時ではない」を引いた値に100を足した「買い時指数」が前月比2.9ポイント下落の83.0。住宅など不動産の買い時指数も4.2ポイント下落の56.4と、ともに3カ月連続で悪化した。不動産の買い時指数は19カ月ぶりに50台に落ち込んだ。

CCIは、経済状況の認識について「良い、良くなった」と回答した割合から「悪い、悪くなった」の割合を差し引き、100を足した値。調査は毎月下旬に全国で行われる。今回は全国の2,241人が回答した。

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