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【シンガポール】世界最大級の水上太陽光発電、西部で設置へ[公益](2019/06/07)

シンガポールの水道庁に当たるPUBは6日、西部テンガにある貯水池で大規模な浮体式太陽光発電システムを導入すると発表した。世界でも最大規模の浮体式太陽光発電設備になるという。7日に入札を公示する。

テンガ貯水池に2021年までに、発電容量50メガワットピーク(MWp)の太陽光発電システムを設置する。国内では3カ所目の浮体式太陽光発電設備となる。

PUBは現在、東部のベドック貯水池、北東部のローワー・セレター貯水池でもそれぞれ1.5MWpの比較的小規模な浮体式太陽光発電システムを建設中だ。

3カ所の浮体式太陽光発電が完成するとPUBの発電容量は、施設に設置している既存の屋上太陽光発電と合わせて57MWp規模に拡大。これは4部屋タイプの公営住宅(HDBフラット)1万5,500戸の1年分の電力需要を賄うことができる量に相当するという。

PUBは7日、テンガ貯水池の浮体式太陽光発電システムの設計、建設、所有、運営に関する提案依頼書(RFP)を公表する。委託期間は25年間とする予定だ。

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