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【インド】マヒンドラのEV販売、1万台強に倍増[車両](2019/05/31)

インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は30日、昨年度(2018年4月~19年3月)の電気自動車(EV)販売台数が前年度比2.6倍の1万276台だったと明らかにした。省エネルギー事業を手掛ける公営エナジー・エフィシェンシー・サービシズ(EESL)からの受注が販売台数を押し上げた。

同社はセダン「eベリト」、バン「eスプロ」、コンパクトカー「e2o」、電動三輪車(eリキシャ)「トレオ」を展開しており、17/18年度の販売台数は計4,026台だった。

EESLはEV調達の第2弾として、M&Mとタタ・モーターズにそれぞれ5,000台のセダンを発注しており、M&MはEESLに対する受注残があるため、本年度も販売増が見込めるという。さらに、4月に始動した政府のエコカー購入支援制度「電気自動車(EV)生産・普及促進(FAME)インディア」第2期で、同社の車両が補助金の対象になっていることも追い風になるとみている。

M&MはEV事業の強化に向けて、昨年11月に南部ベンガルール(バンガロール)で10億ルピー(約15億7,000万円)を投じた新工場を開所した。バッテリーパックや電子制御機器の生産、モーターの組み立てなどを行う。年間2万5,000台のEV生産に対応させる予定だ。

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