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【カンボジア】欧州から発電機2機調達、電力不足に対応[公益](2019/05/31)

カンボジアのフン・セン首相は29日、国内の電力不足に対応するため、欧州から発電機を2機購入したと明らかにした。近く納入を受け、発電を開始する。

訪問先の東京で開催された投資セミナーで明らかにした。発電機はフィンランドとドイツからそれぞれ1機ずつ調達する。発電容量は各20万キロワット(kW)。

カンボジアは酷暑による降雨不足の影響でダムの水位が低下し、国内発電量の約半分を占める水力発電による供給量が大幅に減少。このところ降水量はようやく増えてきたものの、電力需給の逼迫(ひっぱく)が続いている。

クメール・タイムズ(電子版)によると、フン・セン首相は向こう数年間で太陽光発電など再生可能エネルギーによる発電容量を約50万kW増やす計画も明らかにした。先月には、水力発電所1カ所(出力8万kW)、太陽光発電所2カ所(出力各6万kW)の新設計画などを閣議承認している。

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