【インド】パタンジャリ、低価格牛乳で同業に対抗[食品](2019/05/29)
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インドで食品・日用品(FMCG)を手掛けるパタンジャリ・アーユルベードは、牛乳やバターなど新製品の投入を発表した。競合他社が値上げに動く中、牛乳は他社より1リットル当たり4ルピー(約6円)安い40ルピーで販売する。民放大手NDTVが27日に伝えた。
デリー首都圏(NCR)、北部ハリヤナ州、西部のラジャスタン州とマハラシュトラ州で販売する。
パタンジャリの共同創設者であるヨガ指導者のラムデブ師は「少なくとも1日当たり40万リットルの供給を目標としている。牛乳は1万5,000軒超の農家から直接買い付けている」とコメントした。
地場の乳製品大手マザー・デアリーは先週、「アムル」ブランドの牛乳を販売する同業のグジャラート牛乳販売協同組合連盟(GCMMF)は今月20日、農家からの調達費用や生産コストの増大が原因で、牛乳の販売価格をそれぞれ1リットル当たり最大2ルピー引き上げたばかりだった。