【シンガポール】トランス脂肪酸のPHO、21年6月から禁止[食品](2019/06/10)

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シンガポールでは21年6月から、トランス脂肪酸が多く含まれるPHOを使った食品の販売が禁止される=7日、シンガポール中心部(NNA撮影)

シンガポールでは21年6月から、トランス脂肪酸が多く含まれるPHOを使った食品の販売が禁止される=7日、シンガポール中心部(NNA撮影)

シンガポール保健省は2021年6月から、トランス脂肪酸を多く含有する「部分水素添加油脂(PHO)」を使った食品の、国内での製造・販売を禁止する。現在流通しているスナック菓子などの約1割が、PHO含有商品とされる。

トランス脂肪酸は心血管疾患などのリスクを高めるとされ、スナック菓子、ケーキやパン、半調理品などのスプレッドに多く含まれる。シンガポールの現行規定では、油脂製品のPHO含有率は2%以下となっている。

保健省は6日に発表した声明で、国内の食品製造業者に対し、21年6月以降はPHOを使った製品の製造を禁止する方針を表明。小売事業者や輸入事業者に対しては、PHO含有商品の取り扱いを禁止すると明らかにした。

PHO禁止措置に伴い、シンガポール企業庁(エンタープライズ・シンガポール)は、国内の食品メーカーがPHO不使用の製品製造にスムーズに移行できるよう、助成金を提供する。スイス系食品・飲料大手ネスレ・シンガポールなど食品3社は、時期を1年前倒しして20年6月からPHO含有製品の製造・販売を取りやめるという。

日本ではPHOやトランス脂肪酸は特に規制されていない。米国など日常的に脂質の摂取量が多い国では、PHOを規制している例がある。

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