【タイ】アイシン、車部品販売会社4社と売買契約[車両](2019/05/15)

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アイシングループは、タイで自動車のアフターマーケット部品事業を強化する=14日、バンコク(NNA撮影)

アイシングループは、タイで自動車のアフターマーケット部品事業を強化する=14日、バンコク(NNA撮影)

アイシン精機がタイで自動車のアフターマーケット部品事業を加速させている。グループ会社で同事業を展開するアイシンアジアタイランドは14日、4月にタイの自動車部品販売会社4社とアフターマーケット部品の売買契約を締結したと発表した。4社の販売網を通じ、自動車市場が堅調に拡大するタイで販路拡大を目指す。

契約を締結した4社は、ジンセンフアットオートパーツ、SCLモーターパート、MNインターホールディング、アジア・コンパクト・インダストリー。ジンセンフアットオートパーツやSCLモーターパートは純正部品のディーラーとしてタイで長年の実績があるほか、自動車用ブレーキメーカーのアジア・コンパクト・インダストリーは、国内にサービスセンター140カ所を展開。タイで幅広い販売網を持つ4社との提携により、アイシングループ製品の販路拡大を図る。

アイシンアジアタイランドはこれまで、同業のマノヨンチャイ、ユタキット・モーター・インポート2005と協力関係にあった。今年3月にはマノヨンチャイと資本業務提携を結び、25.5%の出資を受け入れるなど、タイでアフターマーケット事業を強化している。

アイシンアジアタイランドの椎屋正広社長は、タイでは自動車市場の成長に伴いOEM(相手先ブランドによる生産)やREM(交換市場向け)の自動車部品販売が堅調に拡大していると指摘。「アイシン精機のアジアのアフターマーケット事業は年率15%以上の成長を遂げており、タイ市場がけん引役になっている」と述べ、今後の需要拡大に期待を示した。同社の今年の売上高目標は前年比25%増の10億バーツ(約35億円)で、向こう3年で20億バーツを目指す。

■中国の中古車輸出解禁で商機

一方、近年市場が拡大しているCLMV諸国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)の取り込みも強化する方針。アイシンアジアタイランドの佐藤宗一ディレクターはNNAに対し、「中国で中古車の輸出が解禁されることを受けて、今後アジアに中国の中古車が流れてくるだろう。中国と同じ左ハンドルのタイ周辺国向けに、アフターマーケット部品の販売を強化したい」と述べた。

アイシングループはタイで約15の自動車部品工場を運営しており、アフターマーケット部品事業ではタイ向けが7割、輸出向けが3割。仕向け地はCLMV諸国を含む東南アジアや北米、ヨーロッパ、中東、アフリカとなっている。

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