【ミャンマー】現代美術作家の活動を動画に、日系が支援[社会](2019/05/13)

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9個人・団体の短編動画が公表された披露式典。動画公開後には、作家たちと来訪者が交流した=3日、ヤンゴン(NNA)

9個人・団体の短編動画が公表された披露式典。動画公開後には、作家たちと来訪者が交流した=3日、ヤンゴン(NNA)

ミャンマーで活動する現代美術作家らを紹介する短編動画が日本の基金の支援で完成し、最大都市ヤンゴンで3日に披露式典が行われた。ミャンマーの作家らは民政移管後、世界に向けて積極的な情報発信を強めており、短編動画でより多くの美術ファンに魅力を伝えるのが狙い。

「サイレンス・イズ・ゴールデン(Silence is Golden)」と銘打った動画は、地元キュレーターのアウン・ミャ・テイさんが、20~70代の9個人・団体にインタビューし、各3~4分で編集した。インスタレーションアート作家のマウン・ディ氏、コラージュ作家のミン・ゾー氏、パフォーマンスグループの3AMなどが含まれ、作品や創作活動の様子、コンセプトなどを英語の字幕付きで見ることができる。

東南アジア諸国連合(ASEAN)で事業展開する法律事務所の代表を務める藪本雄登氏が設立した「メコン・コンテンポラリーアート基金」が支援。アウン・ミャ・テイさんは「ミャンマーの現代美術は活発さを増しており、多くの人に素晴らしさを知って欲しい」と話した。

藪本氏は、ミャンマーの現代美術について「長期化した軍政の影響で活動に制約を受けた時間が長く、国際的な認知度は高くないものの、独自の発展を遂げている」と説明。特に、1988年の民主化運動後に誕生した若い世代は、それ以前の世代に比べて政治的重圧が少なく、デジタル技術の進展も生かし、インターネット上で発表しやすい写真や動画アートなどの作品を通じて世界の舞台に挑戦する作家が増えているという。

短編動画は、フェイスブックページ<https://www.facebook.com/Silence-is-Golden-Contemporary-Myanmar-Art-DVD-Magazine-Vol2-262850374604014/>で発信している。

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