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【インドネシア】国内線航空運賃の上限を15%引き下げ[運輸](2019/05/10)

インドネシアのルフット調整相(海事担当)は8日、国内線エコノミークラスの航空運賃の上限金額を15%引き下げると明らかにした。航空会社を含め、関係者全てが合意したと述べた。国営アンタラ通信などが9日伝えた。

国営ガルーダ・インドネシア航空のフィクリ取締役(営業担当)は、今回は諸経費を見直した結果、引き下げを決めたため、業績悪化にはつながらないと述べた。国営企業を管轄するリニ国営企業相もこれを承認した。

ルフット調整相は、航空運賃が高すぎるという消費者からの訴えに対し、政府は値下げに向けてさまざま対策を実施してきたと述べた。一例として、民間企業が航空燃料分野に参入できるよう道筋をつけたことを挙げ、国営プルタミナとの価格競争で競争力のある価格になるだろうと指摘した。

中央統計局(BPS)によると、今年1~3月の国内線の旅客数は前年同期比17.66%減となった。BPSのスハリヤント長官は昨年末からの航空運賃急騰を原因として挙げた。

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