【台湾】露ロイヤル・フライトとS7航空、台湾就航[運輸](2019/05/08)
台湾交通部(交通省)民用運航局(民航局)は6日、ロシアのJSCロイヤル・フライト・エアラインズ(ロイヤル・フライト)とS7航空(シベリア航空)の台湾への定期便就航を承認した。中央通信社が伝えた。
ロイヤル・フライトは2016~17年までチャーター便を台湾に運航している。また、S7航空の台湾就航は初めて。
S7航空は今月24日に就航し、東部ウラジオストクと台湾桃園国際空港を結ぶ便を毎週1往復運航する。飛行時間は約3時間45分で、桃園空港を午後5時30分に出発、午後11時15分にウラジオストクに到着。機体は座席数158席のエアバス「A320」を使用する。
ロイヤル・フライトは25日就航で、ロシアの首都モスクワと桃園を毎週1往復する。飛行時間は約10時間30分で、桃園を午後5時に出発し、午後10時にモスクワに到着する。機体は座席数300席以上のボーイング「B767―300」。
政府はロシアなど北方の国からの観光客誘致も進めたい考えで、18年9月6日~7月31日までロシア人の滞在14日以内の査証(ビザ)免除措置を試験的に行った。
ロイヤル・フライトとS7航空の台湾販売代理業者は、「定期便の搭乗率が好調であれば、増便もある」と期待を寄せた。