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【中国】広州交易会が閉幕、成約額は1%減[経済](2019/05/07)

先月15日から開催していた中国最大規模の展示商談会、第125回中国進出口商品交易会(広州交易会)が5日に閉幕した。広州交易会の広報担当者によると、輸出成約額は297億3,000万米ドル(約3兆2,900億円)で、第123回(2018年春季)と比べて1.1%減少した。海外から訪れた輸入業者(バイヤー)数は3.9%減の19万5,454人だった。

6日付広州日報が伝えた。輸出成約額を製品別に見ると、機械・電気製品が160億3,000万米ドルで、全体の53.9%を占めた。次いで、軽工業製品が76億1,000万米ドル(同25.6%)、紡織・衣類が16億2,000万米ドル(同5.4%)となった。地域別では、中国政府が推し進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の沿線国・地域が9.9%増の106億3,000万米ドルで、全体の35.8%を占めた。

広州交易会は毎年春と秋に広州市で開催され、中国企業が展示する製品を海外から訪れるバイヤーが買い付けにくる。ここでの成約が今後の貿易に反映されるため、広州交易会の成約額は中国の対外貿易の動向を占うバロメーターの一つとされている。

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