【香港】マカオ観光見本市、日本9県が出展[観光](2019/04/29)

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マカオの観光見本市が開かれ、ジャパンパビリオンのステージには熊本県のPRキャラクター、くまモンも登場し、会場を沸かせた=27日、マカオ・コタイ(NNA撮影)

マカオの観光見本市が開かれ、ジャパンパビリオンのステージには熊本県のPRキャラクター、くまモンも登場し、会場を沸かせた=27日、マカオ・コタイ(NNA撮影)

マカオの観光見本市「第7回マカオ国際旅遊(産業)博覧会(MITE)」が26~28日、統合型カジノリゾート(IR)のザ・ヴェネチアン・マカオで開かれ、日本からは日本政府観光局(JNTO)や在香港日本総領事館、9県などが合同で過去最大規模となるジャパンパビリオンを出展した。大半の県が初出展で、マカオでの認知度の向上を図りながら、自県の観光資源をPRした。

9県は◇鹿児島◇熊本◇宮崎◇長崎◇佐賀◇福岡◇鳥取◇長野◇栃木――で、自治体や観光団体、企業などが出展。パビリオンに設置したステージでは、三味線や日本舞踊を披露した。

栃木県はマカオと広東省珠海での認知度向上を目的に出展。栃木県香港事務所の毛塚隆弘所長は、マカオからの訪日客が増えていることや、珠海住民が(昨年開通した香港―広東省珠海―マカオを結ぶ海上橋)「港珠澳大橋」を経由して香港から日本を訪れていることを説明し、「栃木への呼び込みに向けてまずは知名度を上げたい」と意気込んだ。

長崎県は、離島や温泉、ハウステンボスなどの観光資源をPRした。長崎県観光連盟海外誘致課の古川剛課長は、「長崎のことを知ってもらい、滞在を楽しんでもらえる商品を提供したい」と述べた。香港の格安航空会社(LCC)、香港エクスプレスが今年1月に香港―長崎線を就航したのを機に、「粤港澳大湾区」(広東省、香港、マカオの経済協力を強化する構想)の対象エリアからの誘客を目指す考えを示した。

近年マカオからの訪日数は強い伸びを示している。JNTOによると、2015年の訪日マカオ人は前年比78%増の8万4,261人だった。17年は16%増の11万5,304人となり、人口の約6人に1人が日本を訪れた計算。18年は5.7%減の10万8,694人で、日本で頻発した自然災害などが響いたとみられる。

JNTO香港事務所の薬丸裕所長は、「マカオ市民は日本への理解が深く、地方への誘客で面白い市場」と指摘。マカオ市場が香港並みに成長すれば、訪日マカオ人は年間20万人まで伸びる可能性を秘めているとの見方を示した。

MITEはマカオ政府旅遊局(MGTO)の主催。展示エリアは前年比で2倍の2万2,000平方メートルに拡張した。4月上旬の時点で世界の50を超える国・地域から、約430の企業・団体と約450のバイヤーが参加を申し込んでいた。昨年の出展数は420で、4万を上回る入場者と300を超えるバイヤーが参加した。

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