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【インドネシア】首都空港、ターミナル2FをLCC専用に[運輸](2019/04/29)

インドネシアの国営空港運営会社アンカサ・プラ(AP)2は、首都ジャカルタの玄関口であるスカルノ・ハッタ国際空港の第2ターミナルFゲートを、5月1日から格安航空会社(LCC)の国際線専用ターミナルとする。当初は3月1日を予定していた。

これに伴い、マレーシア系エア・アジアの国際線とインドネシアのライオンエア、フィリピンのセブ・パシフィック航空は、いずれも第2ターミナルDゲートから第2ターミナルFゲートへ5月1日に移動。オーストラリア・カンタス航空傘下のジェットスターは、15日に第3ターミナルから第2ターミナルFゲートに移動する。

一方、現在第2ターミナルFゲートで発着しているエア・アジアの国内線は第2ターミナルのDとEへ、スリウィジャヤ航空は第2ターミナルDへそれぞれ移動する。

AP2のムハンマド社長は、昨年のスカルノ・ハッタ国際空港の国際線利用者1,550万人のうち約3割がLCCを利用したと説明。1月1日~4月24日のLCC利用者は134万人で、前年同期から2%増加した。「LCC利用者はミレニアル世代(1980年代以降に生まれた世代)の旅行者を中心に増加しており、専用ターミナルを設けることは国際競争力の強化につながる」と話した。

第2ターミナルFゲートは、2020年までにチェックインカウンターの数を半数の10カ所まで減らし、セルフチェックインカウンターを40カ所まで増設する計画。第2ターミナルの拡張も行い、年間取り扱い人数を現在の900万人から2,400万人まで引き上げる。

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