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【インドネシア】メーデー、今年は大統領宮殿で5万人がデモ[経済](2019/04/25)

インドネシア労働組合総連合(KSPI)は24日、5月1日のメーデーに組合員少なくとも5万人を動員して、大統領宮殿前でデモを実施すると発表した。従業員の福利厚生や社会的平等を訴える。

KSPIのカハル氏はNNAに対し、「当日は午前10時に、中央ジャカルタの独立記念塔(モナス)の南西、戦闘馬車像前に集合する。午後5時まで行う予定だが、状況を見て判断する」と説明した。

デモでは、最低賃金の算定基準となる適正生活水準(KHL)の構成要素を現在の60品目から84品目へ引き上げることや、医療保険や年金制度の見直し、電気料金や生活必需品の価格引き下げなどを求める。

KSPIのサイド・イクバル代表によると、デモはジャカルタのほか、西ジャワ州バンドンや東ジャワ州スラバヤ、中ジャワ州スマラン、北スマトラ州メダン、リアウ諸島州バタム、南スラウェシ州マカッサル、南カリマンタン州バンジャルマシン、ランプン州などでも、50万人規模を動員する。

サイド代表は組合員に対し、秩序だって、平和的に、非暴力で、法に従ってデモを行うよう呼び掛けた。

昨年のメーデーには大統領宮殿前に約4万人規模の組合員が集結、国軍など1万8,000人が警備に当たった=2018年5月1日、ジャカルタ(NNA撮影)

昨年のメーデーには大統領宮殿前に約4万人規模の組合員が集結、国軍など1万8,000人が警備に当たった=2018年5月1日、ジャカルタ(NNA撮影)

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