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【シンガポール】小売ドンキ、海外空港に初出店[商業](2019/04/18)

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は17日、シンガポールのチャンギ空港にモバイルフード(手軽に携帯できる食べもの)に特化した小型店「ドンドンドンキ・スイートポテトファクトリー」を開業すると発表した。シンガポールでは4店舗目、海外の空港では初出店となる。

新店舗は、海外事業持ち株会社であるパン・パシフィック・リテールマネジメント(シンガポール)を通じて5月1日に出店する。立地は第3ターミナルの出発ロビーで、売り場面積は30.8平方メートルだ。

東南アジア向けのブランド「ドンドンドンキ」のシンガポールの既存店舗では、サツマイモ「紅はるか」を使った焼き芋を提供しており、行列ができるほど人気を集めている。チャンギ空港の店舗では、焼き芋のほか大学芋やさつまいもミルクシェイク、食べきりサイズのポケット菓子、飲料などを販売。空港内で気軽に食べられる商品を用意する。

■5店舗目は5月8日オープン

PPIHはこのほか、中心部ノベナの商業施設「スクエア2」内に設けるドンドンドンキのシンガポール5店舗目の開業準備を進めている。5月8日にオープンする予定だ。

ノベナ周辺は日本人居住者が多い。スクエア2はMRT(地下鉄・高架鉄道)ノベナ駅に直結して利便性が高いことから、食品を中心にスーパーマーケットの役割に重点を置いた店にする。

チャンギ空港第3ターミナルにオープンする「ドンドンドンキ・スイートポテトファクトリー」(イメージ図、PPIH提供)

チャンギ空港第3ターミナルにオープンする「ドンドンドンキ・スイートポテトファクトリー」(イメージ図、PPIH提供)

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