【台湾】基亜のがん治療薬、中外製薬にライセンス供与[医薬](2019/04/10)

創薬ベンチャーのオンコリスバイオファーマ(東京都港区)は8日、バイオ・製薬企業の基亜生物科技(メディジェン)と共同で開発した腫瘍溶解性ウイルス「OBP―301」(製品名:テロメライシン)の日本と台湾での開発と製造、販売について、中外製薬に独占的ライセンスを供与する内容の契約を同社と締結したと発表した。

中外製薬は契約締結に伴い、オンコリスに契約一時金5億5,000万円を支払う。また、テロメライシンの臨床試験で一定の効果が確認され、中外製薬が日本と台湾、中国、香港、マカオを除く地域で独占的オプション権を行使した場合は、ライセンス契約総額は500億円以上となる。さらに、テロメライシンの発売後は、別途売上額に応じた販売ロイヤルティーが発生する。

予定契約開始日は4月24日。契約金やロイヤルティーの配分はオンコリスが3分の2、基亜が3分の1となる。

オンコリスによると、テロメライシンはがん細胞で特異的に増殖し、がん細胞を破壊するように遺伝子改変した5型のアデノウイルス。オリンコスの担当者はNNAに対し、「がん細胞で特異的に増殖することでがん細胞を溶解させる強い抗腫瘍活性を示すことや、正常な細胞の中では増殖能力が低いため臨床的な安全性を保つことが期待されている」と説明した。

オンコリスと基亜は2008年に薬品開発で提携。共同でテロメライシンの開発、臨床試験を行っていた。

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