【香港】HSBC、中小向け新口座のサービス開始[金融](2019/04/08)

英系金融大手HSBC香港はこのほど、設立間もない中小企業を対象とした新口座サービスを始めたと発表した。4日付香港経済日報などが伝えた。

サービスの名称は「匯豊Sprint」。香港で登記・経営する企業で、設立から3年以下であること、毎年の売上高が300万米ドル(約3億3,400万円)以下であることが開設の条件。法人向けアプリ「HSBCビジネス・エクスプレス」を通じて申請を受け付け、後日窓口で企業と直接面談して口座用の署名サンプルなどを求める。

同サービスを通じて新たに口座を開設した企業には、口座管理などの手数料を1年間無料とする。それ以降は毎月200HKドル(約2,850円)を徴収するが、口座内の資産が月平均5万HKドル以上の場合は免除する。

HSBC香港工商金融中小企業部門の責任者である陳慶耀(ダニエル・チャン)氏によると、昨年同行で口座を開設した中小企業は前年比で2桁増加。口座開設にかかる時間は通常2週間程度で、最短2~3日で手続きが完了する。

2月に導入した個人・事業者間(P2M)決済の法人向けアプリ「ペイミー・フォー・ビジネス(PayMe for Business)」の効果で口座開設する企業が増えており、今後も安定した伸びを確保できるとの見通しを示した。

■今年は「慎重ながら楽観」

HSBC香港の工商金融部門責任者、趙民忠(テレンス・チウ)氏は「今年は米国が利上げを実施する可能性は低く、米中貿易摩擦も緩やかに解決に向かう」とし、コマーシャルバンキングの伸びについて「慎重ながら楽観視している」と述べた。貿易摩擦は数カ月以内に、良い方向へと進展するとの見解を示した。

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