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【マレーシア】空港トップ100、KLIAは世界54位に低下[運輸](2019/04/02)

英国に本拠を置く国際航空運輸格付け会社、スカイトラックスは3月27日、「世界の空港トップ100」(2019年版)を発表し、マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA)は過去最低の54位だった。前年から11ランク低下した。利用者の規模別では、「5,000万~6,000万人」部門で4位に選出された。

サンによると、マレーシアの過去最高ランクは01年の総合2位。以後、12年まで上位10位内を維持した。だが、13年に14位とトップ10から外れると、14~18年は20位、19位、24位、34位、44位と低下基調にあった。

スカイトラックスは、KLIAを運営するマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)について、「昨年はKLIAの改修工事に着手し、いくつかのトイレを刷新したが、旅行者の関心を引くには至らなかった」と辛口のコメントだった。一方で、「マレーシアのパスポート保有者に対する出入国管理が自動化されるなど、改善している」と付け加えた。

総合首位は、シンガポールのチャンギ国際空港。スカイトラックスは、「機能、施設内イベント、技術、飲食店のいずれもが新しい」と評した。日本は、羽田国際空港が総合2位(18年は3位)、成田国際空港が同9位(同11位)にランクインした。

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