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【マレーシア】仮想銀行、年内にも認可の動き=中銀総裁[金融](2019/04/01)

マレーシア中央銀行は、今年末までに事業認可に関する規制緩和に動き、仮想銀行(バーチャルバンク)の設立を承認する方針だ。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックの機運が高まる中、入金処理の手間を大幅に省略することがデジタル経済を大きく後押しするとみている。スターが伝えた。

ノル・シャムシアー・モハド・ユヌス中銀総裁は3月27日に開いた年次総会で、仮想銀行について言及。「現在、マレーシアでの仮想銀行の設立に関心のある企業複数社と協議している」と明かした。ただ、「初期段階」だと強調した。

マレーシアの金融業界は、「中銀は少なくとも3機関に仮想銀行のライセンスを発行する」と予想する。マレーシアの金融機関で仮想銀行業務を手掛けているのは、CIMBグループホールディングスのみ。CIMBは今年に入って、フィリピンで事業を始めた。

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