【ミャンマー】矢崎総業タイ法人、ティラワに輸出向け工場[車両](2019/04/01)
矢崎総業のタイ法人、YICアジア・パシフィックは3月29日、ミャンマー最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)に自動車用ワイヤハーネスの生産工場を設立すると発表した。製品は輸出向けで、12月の工場稼働を目指す。
工場の運営主体は、1月に設立された新会社「ミャンマー・ヤザキ・ティラワ」で、資本金は250万米ドル(約2億7,700万円)。面積は4,500平方メートルで、当面の従業員数は約500人を予定する。
YICアジア・パシフィックの担当者によれば、ティラワ工場設立は、ワイヤハーネスの増産が目的で、生産移転ではない。人件費の水準と、良質な人材の供給力の面から、進出先をミャンマーに決めたという。同担当者は、出荷先の詳細などについては明らかにしなかった。