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【台湾】キョーリン製薬、徳佑薬品と医薬品の販売契約[医薬](2019/03/28)

キョーリン製薬ホールディングスは27日、子会社で医薬品の製造販売を手掛けるキョーリンリメディオ(石川県金沢市)が、日本製医薬品の販売代理を手掛ける台湾の徳佑薬品と一般用医薬品の台湾販売権に関わる契約を締結したと発表した。早ければ2020年3月にも輸入販売登録を完了できる見通し。まず日本製品に特化したドラッグストアチェーン「日薬本舗」で販売する。

キョーリンリメディオは、徳佑薬品に台湾での一般用医薬品6製品の販売権を付与する。これに伴い、向こう2カ月内に同製品の台湾での輸入販売登録を申請。承認されれば、徳佑企業の関係企業である日薬本舗への供給を開始する。

キョーリン製薬ホールディングスの担当者によると、中期的な経営戦略として、企業との協業を通じてアジアを中心に販路を拡大し、将来的に医療用医薬品やヘルスケア事業の直接的進出の足掛かりとすることを掲げており、今回の台湾における販売権契約もその一環。同担当者はNNAに対し、「今回の契約をきっかけに、台湾でファンを確保できれば、今後さらに販路を拡大していく可能性もある」とコメントした。

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