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【カンボジア】電力不足で便乗値上げ、政府が改善要請[公益](2019/03/27)

カンボジア政府は、電力不足で発電機の販売業者が便乗値上げに動いていることに対し、適切な価格で販売するよう改善を求めている。価格が2倍以上に値上がりしている例もあるという。クメール・タイムズ(電子版)が26日伝えた。

発電機の売れ行きが伸びている背景には、降雨不足によるダムの水位低下で水力発電所が稼働できない状態が続いていることがある。こうした事態につけ込み、発電機業者が便乗値上げに動いたため、ソーシャルメディア上に消費者の苦情があふれた。

政府のパイ・シパン報道官は「販売業者は誠実な価格を維持し、助け合いの精神で電力不足を乗り越えるべきだ」と呼び掛けた。

首都プノンペンのマーケット(市場)の発電機販売店は、通常よりも高値で仕入れたために売値も上げざるを得ないと話す。市民からはこの1カ月で発電機の価格が2倍以上になったと嘆く声も出ている。

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