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【インドネシア】首都MRT第1期区間、一般試乗を開始[運輸](2019/03/13)

一般乗客の試乗を開始したMRTの車内=12日、ジャカルタ(NNA撮影)

一般乗客の試乗を開始したMRTの車内=12日、ジャカルタ(NNA撮影)

インドネシアの首都ジャカルタの大量高速交通システム(MRT)が12日、一般市民を乗せた試験運転を開始した。運営会社MRTジャカルタは、24日まで13日間の試験運転を経て、月内に商業運転を開始する。

開通したのは、中央ジャカルタのブンダラン・ホテルインドネシア(HI)駅から南ジャカルタ・ルバックブルス駅までの第1期区間で、地上7駅、地下6駅の合計13駅。16キロメートルを約30分で結ぶ。

試験期間中の運行時間は午前8時~午後4時。1日当たり往復98本を、約10分間隔で運行する。期間中の運賃は無料。

MRTジャカルタは、今月5日にウェブサイトで試乗希望者の受け付けを開始、初日は4,000人の希望を募った。試乗希望者は11日時点で合わせて約18万5,000人。MRTジャカルタは試験運転の期間中に、最大で28万5,600人の乗車を見込んでいる。

西ジャカルタのクボンジュルック地区に住むバハギアワティさん(60)は、娘と一緒に試乗した。「いままでテレビの映像でしか見たことがなかった地下鉄が、自分の国でも乗られるようになったことがとてもうれしい」と話した。

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