【韓国】サムスンDの青色光低減有機EL、独で認証[IT](2019/02/25)
サムスンディスプレーは、ブルーライトを大幅に低減したスマートフォン向け有機ELパネルがドイツの認証機関テュフ・ラインランドから「アイコンフォート認証」を取得したと発表した。
ブルーライトは、波長が約380~500ナノメートル(ナノは10億分の1)の青色領域の光で、目の角膜や水晶体では吸収されずに網膜まで到達するため、視細胞を傷つける恐れがある。パソコンやスマートフォンの発光ダイオード(LED)ディスプレーには多く含まれている。
サムスンディスプレーが開発した有機ELパネルは、光スペクトルに含まれるブルーライトの比率を、既存の有機EL製品の12%から7%に低減した。認証を取得した有機ELパネルは、サムスン電子がこのほど発表した新型のスマートフォン「ギャラクシーS10」シリーズに採用された。