【台湾】凸版印刷、元太の技術使いデジタルPOP開発[IT](2019/02/26)

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元太科技(イーインク)の電子ペーパーパネルを使用し、凸版印刷が開発したデジタルPOPのプロトタイプ(凸版印刷提供)

元太科技(イーインク)の電子ペーパーパネルを使用し、凸版印刷が開発したデジタルPOPのプロトタイプ(凸版印刷提供)

凸版印刷はこのほど、電子ペーパー台湾大手の元太科技(イーインク)のフルカラー電子ペーパーパネルを使用して開発したデジタルPOPの実証実験を開始した。

伊勢丹新宿店本館1階の正面玄関で2月20日から3月26日まで、店内装飾向けデジタルPOPのプロトタイプを設置。期間中は同店の春のイベント「花々祭」向けPOPを表示し、見栄えや使い勝手、安全性などの確認、作業の効率化・廃棄物削減などの効果を検証する。

同デジタルPOPは元太科技の「アドバンスドカラーイーペーパー(ACeP)」を使用し、凸版印刷が開発したもの。凸版印刷によると、ACePはシアン、マゼンタ、イエロー、ホワイトの4色の帯電顔料により、従来の製品に比べ1.5倍以上の反射率と数倍以上の色再現域を実現し、3万2,000色のフルカラー表示が可能だという。

従来の店内装飾向けPOPは、制作から設置、廃棄までの作業を必要としたが、デジタルPOPであればPCやスマートフォンから簡単に表示内容を切り替えることができるため、廃棄物の削減と作業の効率化を実現できる。

凸版印刷の担当者はNNAに対し、「元々伊勢丹とは催事向けPOPや装飾、企画などの面で協力していたことから、今回のデジタルPOP設置に至った」と説明。担当者によると、来場者からは「電子ペーパーなのに色鮮やかで、花々祭のイメージに合っている」といった声が上がっているという。

凸版印刷は今回の実証実験の結果を踏まえて効果を検証し、2019年内にデジタルPOPの商品化を目指す。

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