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【韓国】LG電子、初の5Gフォン「V50」発表[IT](2019/02/26)

LG電子は24日(現地時間)、スペイン・バルセロナで同社初の第5世代(5G)対応スマートフォン「V50 ThinQ 5G」を発表した。別売りのスクリーンケースとつなぐことで2画面化することができるのが特徴。サムスン電子や中国の華為技術(ファーウェイ)が折り畳み式のスマホを発表する中、「拡張型2画面」で独自性をアピールする。

CPUには、米クアルコムの5G対応チップ「スナップドラゴン855」を採用。ディスプレーには、6.4インチのQHD+有機ELを用いた。内蔵ストレージ容量は128ギガバイト(GB)で、最大2テラバイト(TB)のマイクロSDカードで容量を拡張できる。メモリーは6GB。リアカメラを3つ、フロントカメラを2つ、それぞれ搭載した。価格は未定だが、100万ウォン(約9万8,700円)を超える見通し。

スクリーンケース「Dual Screen for LG V50 ThinQ 5G」は、V50本体よりもやや小さい6.2インチのディスプレーを採用。スマホゲームはコントロール時に指で画面を遮ってしまうが、同製品をコントローラー用ディスプレーとして使えば、プレー画面を指が隠すことなくゲームを楽しめる。

LG電子は同時に、LTE対応のフラッグシップスマホ「G8 ThinQ」も発表した。6.1インチのQHD+有機ELディスプレーを搭載。ストレージやメモリーの容量、リアカメラの性能はV50と同等。一方、フロントカメラは、照射した光が物体から反射されて戻ってくるまでの時間を計測して距離を割り出せる「ToF(タイム・オブ・フライト)」と呼ばれる技術を活用した深度測定用カメラを搭載している。

LG電子の5Gスマホ「V50 ThinQ 5G」は専用のスクリーンケースと連結することで2画面化できるのが最大の特徴だ(LG電子提供)

LG電子の5Gスマホ「V50 ThinQ 5G」は専用のスクリーンケースと連結することで2画面化できるのが最大の特徴だ(LG電子提供)

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