【インドネシア】ジャカルタ、プラ製レジ袋の使用近く禁止へ[経済](2019/02/25)

インドネシアのジャカルタ特別州環境局によると、使い捨てのプラスチック製レジ袋の利用を禁止する州知事令が来月にも施行されそうだ。22日付ジャカルタ・ポストが伝えた。

環境局のイスナワ局長は「草案を数日内にアニス知事に再提出する。知事が署名すれば、3月には発効する」と説明した。

環境局は当初、1月の公布を予定していたが、アニス知事が最初の草案に対して「レジ袋の代用品に関する規定などに大幅な修正が必要」と反対し、署名を拒否した。

アニス知事は18日、「全てのプラスチック製品が対象ではなく、レジ袋やストローなど使い捨てのプラスチック製品のみが使用禁止となる」と述べた。

知事令は廃棄物処理の細則(2013年)を基にしており、草案によると、伝統的市場やショッピングモールに入居している近代市場の小売店などに環境に優しいレジ袋の使用を義務付ける。違反者に対してはまず戒告処分を行い、改善が見られない場合は最大2,500万ルピア(約19万7,000円)の罰金を科す。さらに違反を繰り返す場合は事業免許を取り消す。優良な事業体には財政的な優遇措置が供与される。

公布後6カ月間は、周知期間として罰金や制裁などの処分は科さず、意識向上キャンペーンを展開していく。

ジャカルタでは年間250万トンのごみが排出される。このうち35万7,000トンがプラスチックごみだが、西ジャワ州ブカシ市のバンタルグバン廃棄物処理場では、この約半分しか処理できず、未処理のプラスチックごみの多くは河川や海に廃棄されている。

環境・林業省によると、市内の河川の川底にはプラスチックごみが50センチメートルも堆積しており、洪水が頻発する原因の一つになっている。

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