【シンガポール】食品廃棄物運搬を自動化、環境庁が試験開始[経済](2019/02/25)

シンガポールの国家環境庁(NEA)は21日、ホーカーセンター(屋台街)で食品廃棄物を自動運搬するシステムの試験運用を開始すると発表した。入札でシステムを設置する事業者を決める。

同システムを試験運用するのは、東部タンピネスの総合コミュニティー施設「アワー・タンピネス・ハブ(OTH)」内にあるホーカーセンターだ。現在は各屋台が店舗内のごみ箱に食品廃棄物を分別して捨て、その後にホーカーセンターの食器返却口に備えられた大型のごみ箱に運搬。これが満杯になると、リサイクリングルームに運んで処理している。

導入される新システムは、こうした作業を自動化するもの。手動で運ぶ必要がなくなり、食品廃棄物のリサイクル率が拡大すると期待している。

入札で選ばれた事業者はシステムの設置、保守、利用状況の把握を請け負う。落札事業者は4~6月期に決定し、年内にシステムの運用を開始する予定だ。

シンガポールでは食品廃棄物が急増しており、2017年には10年前と比べ40%増の80万9,800トンに達した。NEAは廃棄物全体のリサイクル率を30年までに70%に引き上げることを目標に掲げており、その実現に向けた取り組みの一環として、今回の試験事業実施を決めた。

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