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【シンガポール】1月製造業PMI、5カ月連続下落[経済](2019/02/07)

シンガポール購買・原料管理研究所(SIPMM)が4日発表した1月の製造業購買管理者指数(PMI)は50.7となり、前月から0.4ポイント下落した。好不況の判断の節目となる50以上は2年5カ月連続で維持したものの、5カ月連続で前月を下回り、2016年12月以来の低水準となった。

1月のPMIは全10項目で下落。新規受注(52.0)と生産高(50.6)がともに前月から0.7ポイント落ち込んだ。新規輸出(50.7)は0.5ポイント低下。完成品在庫(50.9)、在庫(50.5)、受注残高(49.3)はいずれも0.3ポイント下落した。受注残高は唯一50を割り込み、4カ月連続で50を下回った。

国内製造業の約3割を占める電子部門のPMIは49.6で、前月から0.2ポイント低下。3カ月連続で50を割り込んだ。

全10項目で前月を下回り、中でも6項目が50を下回った。新規受注(49.7)、新規輸出(49.8)、雇用(49.9)はそれぞれ前月から0.5ポイント、0.3ポイント、0.2ポイント低下。生産高(49.4)は0.5ポイント、輸入(49.6)は0.2ポイントそれぞれ下落し、2カ月連続で50を割り込んでいる。0.3ポイント下落した受注残高(48.9)は9カ月連続で50を割り込んだ。

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