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【シンガポール】上場企業の女性役員比率、18年末で11.3%に[経済](2019/02/12)

シンガポールの多様化行動委員会(DAC)によると、2018年末時点のシンガポール取引所(SGX)上場企業の女性役員比率は11.3%となった。17年末の10.8%から0.5ポイント上昇した。

時価総額で上位100社の女性役員比率は15.2%。17年末の13.1%から2.1ポイント伸びている。DAC設立前の13年末の7.5%と比べると、2倍強に拡大した。DACは20年までに上位100社の女性役員比率を20%に引き上げる目標を掲げている。

役員全員が男性という企業が占める割合は、上場企業全体で48%。17年末の50%をやや下回った。上位100社で役員全員が男性という企業は25%となり、17年末から7ポイント低下。13年末の50%からは半分に縮小している。

上場企業全体で18年に就任した役員に占める女性の割合は13%で、前年からほぼ横ばい。上位100社に限ると24%となり、過去最高を記録した。

上場企業全体で18年に初めて役員に就任した人のうち、男性は86%、女性は14%。上位100社では男性が70%、女性が30%で、前年とほぼ同じ比率となっている。

なお社会・家族開発省は先に、14年に設立したDACを「役員会多様化評議会(CBD)」に改組すると発表している。

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