【タイ】素材SCG、2千億円投じ年商1.7兆円へ[製造](2019/02/01)

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投資計画を発表するSCGのルンロート社長兼CEO=1月30日、バンコク(NNA撮影)

投資計画を発表するSCGのルンロート社長兼CEO=1月30日、バンコク(NNA撮影)

タイの素材最大手サイアム・セメント(SCG)のルンロート社長兼最高経営責任者(CEO)は1月30日、今年の投資額を600億バーツ(約2,088億円)に設定したと発表した。国内外で投資を拡大し、年商5,000億バーツの達成を目指す。

600億バーツのうち300億バーツをベトナムの石油化学コンプレックスに、残りをタイ国内のオレフィン生産拡大、フィリピンの包装用紙事業、研究・開発(R&D)、スタートアップ事業などに投じる。スタートアップへの投資額は50億バーツ程度。

昨年は当初500億バーツを投資する予定だったが、米中貿易摩擦による世界経済の不透明感などから460億バーツに削減した。昨年10月には今年の投資予算も600億バーツから削減するとしていたが、長期的な成長を維持するため投資を継続することを決めた。

SCGの18年の連結決算(監査前)は、売上高が前年比6%増の4,784億3,800万バーツ、純利益が19%減の447億4,800万バーツだった。

事業別の業績は、化学事業の売上高が7%増の2,215億3,800万バーツ、純利益が29%減の291億6,600万バーツ。セメント・建材事業はそれぞれ4%増の1,829億5,200万バーツ、7%減の59億8,400万バーツ、パッケージ事業は7%増の872億5,500万バーツ、36%増の63億1,900万バーツだった。化学は製品価格が下落して大幅減益、パッケージはコスト削減と需要拡大で大幅増益となった。

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