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【カンボジア】コメ連盟、EU課税に抗議を表明[農水](2019/01/28)

カンボジア・コメ連盟(CRF)は23日、欧州連合(EU)がカンボジア産米に対する緊急輸入制限(セーフガード)措置を発動したことについて、正式に抗議する声明を発表した。

CRFは声明で「セーフガードの発動は唐突すぎる。コメ産業や農家が関税の適用後も競争力を維持するには、十分な準備期間が必要だ」と指摘。同時に、連盟として生産コストの削減や輸出先の多様化などに取り組み、競争力の改善を図る方針も示した。

2018年のカンボジアのコメ輸出量は、前年比1.5%減の62万6,225トンだった。内訳は、香り米が全体の78.8%を占める49万3,597トン、長粒白米が16.9%の10万5,990トンなどだった。

EUは18日、カンボジア産とミャンマー産のコメにセーフガードを導入。1年目は1トン当たり175ユーロ(約2万1,700円)、2年目は同150ユーロ、3年目は125ユーロの関税を適用した。

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