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【中国】工業設備稼働率、18年は76.5%に下落[経済](2019/01/22)

中国国家統計局は21日、2018年の工業設備稼働率は76.5%だったと発表した。5年来で最も高い水準だった17年の77.0%から0.5ポイント下落した。

部門別では製造業が76.9%と最も高かったが、前年を0.6ポイント下回った。採鉱業は71.9%、電力・熱力・ガス・水の生産供給業は73.4%で、前年をそれぞれ0.8ポイント、0.6ポイント上回った。

産業別では、石油・天然ガス採掘業(88.3%)と化学繊維製造業(81.8%)が8割を超え、非金属鉱物製品業(69.9%)は7割を割り込んだ。

稼働率の上昇幅が比較的大きかったのは、専用設備製造業(79.1%、2.8ポイント上昇)、石炭採掘・選炭業(70.6%、2.4ポイント上昇)、鉄鋼精錬・圧延加工業(78.0%、2.2ポイント上昇)。一方、化学原料・化学製品製造業(74.2%、2.8ポイント下落)と自動車製造業(79.8%、2.4ポイント下落)は下落幅が2ポイントを超えた。

第4四半期(10~12月)の工業設備稼働率は全体で76.0%となり、前四半期を0.5ポイント、前年同期を2.0ポイントそれぞれ下回った。業種別の稼働率を前年同期と比べると、自動車製造業(77.9%、5.7ポイント下落)の落ち込みが最も目立っている。

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