【台湾】工研院、華為製品を内部ネットワーク接続不可に[IT](2019/01/16)

台湾政府系シンクタンクの工業技術研究院(工研院、ITRI)は14日、中国の通信設備・機器大手、華為技術(ファーウェイ)製のスマートフォンについて、15日正午より工研院内のネットワークに接続不能とする告知を出した。同社製パソコン(PC)も同様の措置を取る。米国などが安全保障上の観点から華為製品の規制を検討する中、台湾の公的機関が同社製スマホの使用を規制するのは初めて。15日付工商時報が伝えた。

工研院は14日午後、データセンターから15日正午以降に華為製スマホによる内部アクセスを禁止すると告知。理由は「データセキュリティーのリスク回避」としていた。同日夕方になると、データセンターは改めて告知を出し、工研院が「数多くの機密に関わる政府の研究開発機関」であると位置付けた上で、「政府の方針を順守する」との文言を加え、公的機関としての機密漏えい防止を図る方針であることを強調した。スマホ以外に、研究室などにPCなど華為製デバイスがあった場合、速やかにデータセンターまで報告するよう求めている。

工研院は、院内で華為製スマホを所有していた場合、個人がインターネットにアクセスすることは可能で、あくまで内部アクセスを禁じる措置と説明した。使用するスマホ機種の申請を職員に求めるとともに、システム上でも内部ネットワークにアクセスしたスマホ機種を認識し、チェックを強化するとしている。

関連記事

アクセスランキング

  • DAILY
  • WEEKLY
  • MONTHLY

公式Facebookページ

公式Twitterアカウント