【フィリピン】比中連合のLNG基地建設、エネ省が承認[資源](2019/01/14)

フィリピンの石油元売り大手フェニックス・ペトロリアム・フィリピンは11日、中国国営の中国海洋石油(CNOOC)との合弁事業でバタンガス州に計画している液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の建設について、エネルギー省から承認を受けたと発表した。年内に着工し、2023年までに年間受入能力220万トンのLNG受け入れ・再ガス化施設の商業運転開始を目指す。

フェニックスがCNOOCの子会社CNOOCガス&パワーと設立する、合弁会社タンラワン・フィリピンLNGが事業主体となる。合弁契約については、現在も協議中。地元各紙によれば、タンラワンは昨年10月に許可を申請し、エネルギー省が同年12月21日付で承認した。

タンラワンは、LNG基地と同時に、設備容量200万キロワット(kW)のガス火力発電所を建設する計画だ。フィリピンの建設エンジニアリング大手AG&P(アトランティック・ガルフ・アンド・パシフィック)と提携の覚書を締結し、国家開発公社(NDC)が保有する土地の利用を希望しているという。

フィリピンのLNG基地建設計画では、同州でこのほど米エクセレレート・エナジーが浮体式施設の建設を承認されたほか、ロペス財閥系の発電大手ファースト・ジェンと東京ガスが共同で基地建設を申請している。ケソン州ではオーストラリア証券取引所(ASX)上場の香港資本のエナジー・ワールド(EWC)が承認を受けている。

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