【ベトナム】マネーフォワード、ベトナムで開発力強化へ[IT](2019/01/09)

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会計ソフト開発などを手掛けるマネーフォワード(東京都港区)が、ベトナム人材を生かした製品開発力の強化に乗り出している。同社は8日、初の海外子会社マネーフォワード・ベトナムをホーチミン市内に正式開所した。当面は日本向けに既存サービスの改善や新規サービスの開発を担うが、将来的にはベトナム国内や世界各国に向けた製品開発も視野に入れており、積極的な人材増強も進める方針だ。

開所式典にそろったマネーフォワードの辻社長兼CEO(後列右端)とマネーフォワード・ベトナムの都築ゼネラル・ディレクター(後列左端)、ベトナム法人のスタッフら=8日、ホーチミン市

開所式典にそろったマネーフォワードの辻社長兼CEO(後列右端)とマネーフォワード・ベトナムの都築ゼネラル・ディレクター(後列左端)、ベトナム法人のスタッフら=8日、ホーチミン市

マネーフォワード・ホーチミンは昨年8月に設立しており、すでにクーポンアプリなどの製品を開発している。現在のスタッフ数は16人で、2年後にはエンジニアだけで100人体制を目指している。

マネーフォワードにとって、優秀なエンジニア確保による開発力の増強は急務だ。同社は2012年の設立後、自動家計簿・資産管理サービスで日本シェア首位の「マネーフォワード」やビジネス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」などを開発・提供してきた。現在も企業間後払い決済サービスや自動貯金アプリ、クラウド記帳ソフトなど急速にラインアップを拡充しているほか、今後は仮想通貨に関するメディアや交換所の開設などを計画中だ。

開所式典に出席したマネーフォワードの辻庸介・社長兼最高経営責任者(CEO)は、ITエンジニアなどフィンテック(IT技術を融合した金融サービス)関連のベトナム人材について、「勤勉で学習意欲も高い」と評価する。日本法人には約400人のスタッフがいるが、すでにベトナム人エンジニアが7人在籍しており、製品開発で活躍しているという。

マネーフォワード・ベトナムの都築貴之ゼネラル・ディレクターは、ベトナム拠点の意義を「コスト削減ではなく、ベトナム人材の高い能力の確保にある」と強調。待遇や労働環境も整備しながら、ベトナム法人をマネーフォワードの開発力を担う主要拠点にしたいと意気込む。

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