【韓国】11月訪韓外国人客数24%増、日中がけん引[観光](2018/12/27)
韓国観光公社によると、2018年11月に韓国を訪れた外国人客数は前年同月比23.5%増の135万390人だった。日本と中国からの観光客増加が全体を押し上げた。
日本人客は29万9,978人と40.5%増加。台風21号の影響で一時閉鎖していた関西空港の旅客便が通常ダイヤに戻ったことに加え、日本を訪れる韓国人の減少に伴い、格安航空会社(LCC)などで座席が確保しやすくなったことが背景にある。
中国人客は40万4,256人で35.1%増えた。在韓米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題により禁止されていた団体観光が一部の旅行会社で再開された影響が大きい。
ベトナム(4万571人、41.4%増)やマレーシア(4万5,710人、38.3%増)、インドネシア(2万4,176人、26.8%増)など東南アジアの伸び率も高かった。
1~11月の累計訪韓外国人客数は1,402万2,760人と前年同期比で14.9%増加した。日本人客は269万6人と27.0%増だった。
一方、韓国人の海外渡航者数は11月に229万5,810人と前年同月比3.1%増加。1~11月の累計では2,620万704人と前年同期比で8.8%増えた。