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【インドネシア】ECセールの日、取引総額は6.8兆ルピア[IT](2018/12/21)

インドネシアの電子商取引(EC)業者などが今月11日と12日に開催した一斉セール「全国オンラインショッピングの日(略称ハルボルナス)」の実行委員会によると、2日間の取引総額は6兆8,000億ルピア(約527億1,700万円)に達した。目標額の7兆ルピアには届かなかったが、昨年の取引総額4兆7,000億ルピアを大幅に上回った。20日付コンタンが伝えた。

ハルボルナスのインドラ実行委員長によると、今年は11日に実施した地場産品の販売促進プログラムが奏功し、地場産品の取引額が総額の46%に当たる3兆1,000億ルピアとなった。「地場産品の目標取引額は1兆ルピアに設定していたが、予想を大きく上回った」と述べた。

今年の出店者数は300社、昨年の254社から増えた。各社の取引額は明らかになっていないが、シンガポール系ショッピー・インドネシアが首位、中国の京東がインドネシアで運営する「JD.ID(JDドットアイディー)」が続いた。

業界団体のインドネシア電子商取引協会(idEA)のイグナティウス会長は「成長を維持するためには、セールやプロモーション以外の新たな戦略が必要」と指摘。ポイントシステムやキャッシュバックなどを導入することを提案した。

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