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【ミャンマー】アリババの独身の日、1時間で9万ドル販売[商業](2018/11/21)

中国の電子商取引(EC)最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)のミャンマー子会社は、11日の「独身の日」の売上高が、セール開始から1時間で9万米ドル(約1,000万円)に達したことを明らかにした。

アリババのミャンマー子会社ショップドットコム・ミャンマー(shop.com.mm)によると、独身の日はセール開始から1時間で、15万人が同サイトにアクセスし、注文数は1,500件を突破したという。

ショップドットコムは同日のセールで、5万点の商品を値下げした。スポーツブランドの米ナイキやドイツのアディダス、米化粧品メイベリン、電子機器のサムスンやファーウェイ(華為技術)などのブランドの割引率は最大90%。ビザカード利用者にはさらに同22%の割引が適用された。

アリババグループは5月、ショップドットコムを運営するパキスタンの同業ダラズを買収。ショップドットコムは今年初めて、独身の日のセールを開催した。フランス・マース社長は「独身の日の反響は非常に大きかった。1日でこれほど多くの人が商品を購入するのは初めて」と話した。

独身の日の大型通販セールは東南アジア地域でも浸透しつつある。昨年のアリババの売上高(世界)は1日で254億米ドルとなり、13年の58億米ドル、14年の93億米ドル、15年の143億米ドルから大きく伸びた。

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