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【韓国】ミニストップの現法買収、ロッテらが名乗り[商業](2018/11/20)

韓国の民間通信会社、ニューシスは18日、韓国流通大手、ロッテグループと新世界グループがそれぞれ、イオングループのコンビニエンスストア、ミニストップの韓国法人買収に名乗りを上げていると伝えた。

韓国ミニストップは現在2,533店舗を運営。コンビニエンスストア「セブン―イレブン」を韓国で9,548店舗運営しているロッテが買収する場合、店舗数で業界トップの「CU」(1万3,109店舗)と2位の「GS25」(1万3,018店舗)に肉薄する。

一方、コンビニ「Eマート24」(3,564店舗)を運営する新世界も必死だ。コンビニ業界では後発組だけに、ミニストップ買収は業務拡大に向けた絶好の機会と捉えている。

コンビニ業界2社に加え、米投資ファンドも韓国ミニストップの買収に関心を示しているもよう。報道によると、「ミニストップ」ブランドを維持できる観点から、イオングループがファンドに売却する可能性も否定できないとの見方も出ている。

ミニストップ日本本社の関係者はNNAの取材に対し、「株主価値の最大化に向けて株主構成の変更などを検討しているが、(韓国法人の)具体的な売却計画はない」とコメントしている。韓国ミニストップ株は現在、日本本社が76.06%、韓国の大像グループが20.00%、三菱商事が3.94%それぞれ保有している。

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