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【シンガポール】ケッペルランド、AI搭載スマートホーム開発[建設](2018/11/16)

シンガポール政府系コングロマリット(複合企業)ケッペル・コーポレーションは13日、傘下の不動産開発会社ケッペル・ランドがスマートホームシステムを開発する地場ハビタップ(Habitap)と共同で、国内初の人工知能(AI)を活用したスマートホームを開発すると発表した。

ケッペル・ランドが繁華街オーチャードに近いナシム・ヒルで開発する民間住宅に、AI搭載のスマートホームシステムを導入する予定だ。

両社は2016年、南部ケッペル・ベイのコンドミニアム「コーラルズ・アット・ケッペル・ベイ」に第1弾のスマートホームシステムを導入していた。これまでは◇照明やエアコン、カーテンなどを遠隔操作する「制御」◇コンドミニアム内でバーベキュー場などの施設を予約できる「コミュニティー管理」◇料理宅配などのサービスが利用できる「ライフスタイルサービス」――の3つがメイン機能だったが、AI搭載型システムは居住者の生活パターンや好みなどを察知し、エアコン修理会社やランドリーサービス業者などの情報をいち早く提供できる。このほか来訪者の通知も行う。

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