【台湾】パナソニックが創業100周年記念展、25日まで[電機](2018/11/13)
パナソニック台湾グループ10社は12日から、台北市内の文化交流・商業施設「華山1914文化創意産業園区(華山文創園区)」で、創業100周年を記念した展示会を開催する。期間は25日まで。12日に開かれた開幕式典には経済部(経済産業省)の沈栄津部長(経産相)、経済部工業局の呂正華局長が駆け付けた。
パナソニックグループ中国・北東アジア地域の横尾定顕・総代表は、「同グループは創業から100年を経て、現在、世界各地に約500の子会社と約26万人の従業員を抱える世界有数のエレクトロニクスメーカーに成長した」とあいさつ。さらに「今後も人々の暮らしに寄り添った『家電製品DNA』をコアとして、家電、住宅、車載、BtoB(企業間取引)の4つの事業領域の開拓を通じて、人々の暮らしを向上させたい」と述べた。
台湾松下電器(パナソニック台湾)の林淵伝総経理は、「パナソニックが台湾に進出して56年目に入り、現在は台湾でグループ企業10社の陣容となった。今後はさらにスマートで革新的なソリューションを各種領域へと広げていきたい」と語った。
記念展のテーマは「FUTURE:FUTURE」。2つのエリアに分けて同グループの「創新(イノベーション)」と「創意(クリエーション)」の技術力をアピールする。
「FUTURE Is Now」のエリアでは、「工作室」「ギャラリー」「実験室」「無人店」など6ブースを設け、技術とヒューマニズムの結晶を表現する。
「Now Is FUTURE」エリアでは、地元の6組の芸術家と設計チームを招き、食料や農業、環境、健康など未来に人々が直面する課題をテーマとした創作作品を展示する。