【インドネシア】JCB、CIMBと初の女性専用クレカ発行[金融](2018/11/13)

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クレジットカード大手JCBの現地法人JCBインターナショナル・インドネシアは12日、マレーシア系バンクCIMBニアガと提携して、同社としてインドネシア初となる女性専用クレジットカード「CIMBニアガ JCB プレシャスカード」を発行すると発表した。健康や美容、ファッションなどの分野でさまざまな特典を設けた。

JCBとCIMBニアガはこれまで、超富裕層向けのアルティメットカードと富裕層向けのプラチナカードを発行しており、プレシャスカードは三つ目の提携商品となる。女性の社会進出の広がりを背景に、消費に積極的な20代後半~40代のアッパークラスの女性をメインターゲットとする。初年度の年会費は無料。申請に必要な最低月収は1,250万ルピア(約9万6,500円)に設定した。アルティメットの3,750万ルピア、プラチナの750万ルピアの中間に位置付けた。

プレシャスカードは、乳がんや子宮頸(けい)がんなど、女性特有の病気に対して補償額が最大1億ルピアの医療保険を付与するほか、美容やファッション商品を購入すれば無利子の分割払い、通常の5倍のポイントを付けるなど、女性に喜ばれるような特典を多く用意した。

JCBインターナショナル・インドネシアの和田浩一郎(わだ・こういちろう)社長は、女性向けカードを発行した背景について、「日本では2002年から女性向けクレジットカード『JCBリンダ』を発行しており、主力商品となっている。インドネシアは日本よりも女性の社会進出が進んでいることから、女性をターゲットにした商品は需要が大きいとみている」と説明。従来のカードと比べて多くの利用が望めると見通した。

和田社長はまた、「日本では人口1億人に対してクレジットカードの発行枚数は3億枚に上っているが、インドネシアは人口2億5,000万人に対して発行枚数は1,700万枚程度にとどまっている」と説明。1人当たりの利用額が伸びていることにも触れ、市場の潜在性を強調した。

CIMBニアガのラニ取締役(消費者担当)によると、同行はプレシャスカードの初年度の目標発行枚数を3万5,000~4万枚に設定した。

「女性の社会的地位が高いインドネシアにおいて女性向けクレカの存在価値は大きい」と話すJCBインターナショナル・インドネシアの和田社長(右)=12日、ジャカルタ(NNA撮影)

「女性の社会的地位が高いインドネシアにおいて女性向けクレカの存在価値は大きい」と話すJCBインターナショナル・インドネシアの和田社長(右)=12日、ジャカルタ(NNA撮影)

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