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【ミャンマー】新興バイクレンタル、大和PIなどが出資[車両](2018/11/08)

ミャンマーで自動二輪車のレンタル事業を手掛ける新興企業、「レント・トゥ・オウン(Rent2Own)」は、ドイツ開発公社(DEG)、大和証券グループの大和PIパートナーズなどから総額600万米ドル(約6億8,000万円)の資金を獲得した。調達資金は事業の拡大に充てる。

総額のうち、DEGは400万米ドルを拠出。残りは大和PIパートナーズと、インパクト投資(教育や福祉などの社会的な課題の解決を図るとともに、経済的な利益を追求する投資)を手掛けるインコフィン傘下のagRIFが出資する。

レント・トゥ・オウンは2016年に創業。維持費や保険を含む月額料金を設定し、自動二輪車を貸し出す。顧客はレンタル期間中に車種を変更したり、購入に切り替えることもできる。

同社は最大都市ヤンゴンに本店を置き、現在の支店数は国内34カ所。向こう5年で150支店を新設する目標を掲げる。貸出拠点として国内の自動二輪車販売店424カ所と提携し、これまでに約7万人に二輪車を貸し出した。 

シンガポールのニュースサイト、ディール・ストリート・アジアによると、レント・トゥ・オウンの広報担当者は「5年間で顧客数を40万人に拡大する」と話している。

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