【タイ】米スタンダード、20年にタイ1軒目ホテル[観光](2018/11/07)

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ホテル運営の米スタンダード・インターナショナルのアマル・ラルヴァニ最高経営責任者(CEO)は6日、2020年初めにタイ南部プーケットで「スタンダード」ブランドのブティックホテル(独自のコンセプトを有する中小規模ホテル)を開業すると明らかにした。タイ1軒目で、世界初の住宅事業も手掛ける。向こう5年間に、世界でアジア10軒を含む20軒を開業させる。

タイでは3軒を計画。プーケットでは、昨年にスタンダードに35%を出資し、大株主となったタイの不動産開発大手サンシリが、県内のヘー島のバナナビーチ近くの既存ホテルを買い取り、新たなビルも増設。スタンダードが受託運営する。約200室で、うち7割をホテル、残りを住宅として販売する見通し。住宅部分も、スタンダードがホテル並みのサービスを提供するという。このほか、21年にバンコク・トンローと南部フアヒンでも開業する計画。2軒ともサンシリなどと新たに建物を建設する計画で、ともに150室規模。トンローはホテルのみ、フアヒンはコンドミニアム(分譲マンション)ながらホテル並みのサービスを提供するコンドホテルとなる。

ラルヴァニ氏は「世界的に、不動産でもリテールでもライフスタイルを重視する流れができており、ホテルも同様。スタンダードは思い出に残る経験の提供をテーマに独創的な飲食店やさまざまなブランドと連携したサービス提供、テクノロジーの活用で既存の大手ホテルと差別化している」と話し、アジアでの事業拡大に自信を示した。

スタンダードは、1999年創業。米国で5軒を運営している。計画する20軒のうち、アジアではタイ3カ所のほかシンガポール、中国、香港、台湾、ジャカルタ、バリ、インドで検討。ラルヴァニ氏は「サンシリのサポートを受け、事業拡大を加速する」と述べた。バンコクとロンドンにアジア、欧州本社をそれぞれ設置したことも明らかにした。

■宿泊当日ホテル予約アプリ、来年東京でも

スタンダード傘下のホテル予約アプリ、ワンナイトは同日、バンコクでサービスの提供を開始した。アジアでの提供は初。ワンナイトは宿泊日当日の予約に特化したアプリで、最長7日間の予約が可能。日系の「オークラ・プレステージ・バンコク」を含む16軒が登録した。

19年に東京、香港、シンガポールでもサービスを開始し、30都市、登録ホテル数300軒以上に拡大させる。20年に50都市、500軒とする計画。アプリのダウンロード件数は約100万件。

事業計画を発表したスタンダードのラルヴァニCEO(左)、サンシリのアピチャートCEO(中央)、ワンナイトのジミー・スー社長=6日、バンコク(NNA撮影)

事業計画を発表したスタンダードのラルヴァニCEO(左)、サンシリのアピチャートCEO(中央)、ワンナイトのジミー・スー社長=6日、バンコク(NNA撮影)

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