【中国】日産の新車販売、10月は5.5％減の14.2万台［車両］（2018/11/06）

日産自動車の中国法人、日産（中国）投資は５日、中国における10月の新車販売台数が前年同月比5.5％減の14万2,078台だったと発表した。このうち、東風日産乗用車（東風日産）と東風啓辰汽車（東風ヴェヌーシア）の合計は6.9％減の11万8,006台だった。

車種別ではセダン「シルフィ（軒逸）」（４万59台）、スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「エクストレイル（奇駿）」（１万8,947台）、同「キャシュカイ（逍客）」（１万6,842台）、セダン「ティアナ（天籟）」（9,833台）の販売が全体に占める割合が大きかった。「ムラーノ（楼蘭）」なども含むＳＵＶシリーズは10月の販売台数記録を更新したが、ティアナはモデルチェンジの影響で前月に続き販売台数を落とした。

商用車事業は、東風汽車股フンと鄭州日産汽車の合計が1.5％増の１万9,603台だった。

１～10月の累計販売台数は、全体で前年同期比5.8％増の123万7,656台。このうち、東風日産と東風ヴェヌーシアの合計は6.3％増の103万2,676台、商用車事業は5.4％増の16万9,517台だった。

日産（中国）投資は、今年の中国販売目標を160万台に設定している。