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【香港】大橋シャトルバスが運行強化、混雑に対応[運輸](2018/11/05)

香港政府運輸署は2日、香港―広東省珠海―マカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」の各地検問所間を結ぶシャトルバスの台数を増やすと発表した。混雑に対応するため、バス運営業者が投入する車両台数を従来の120台から150台以上に増強する。

運営業者は2日から、シャトルバスの運営台数を18台増やして138台に拡大。週末など混雑が予想される時間帯には越境バス運営業者から20~30台を借りて対応する。香港経済日報によると、運行強化に伴い、1時間当たりの発車台数は40~60台となる。ピーク時には1分間隔で発車するという。

2日からは団体ツアー向けに、日曜日の午後から夜間にかけて香港―珠海間シャトルバスを越境で予約できるサービスを始めた。

港珠澳大橋が開通後初の週末となった先月28日夜、香港側の検問所では大勢のシャトルバス利用者が数時間にわたり長蛇の列を作る事態が発生。業界ではサービスの見直しを求める声が高まっていた。

香港、マカオ、珠海の各市街地を結ぶ越境バスは現在、1日当たり200便を運行。運行能力の400便の半分にとどまっている。

■3日に目標超え

官営放送RTHKによると、港珠澳大橋を経由した香港の3日の出入境者数は午後8時までに7万8,000人(延べ人数、以下同じ)を超えた。政府が定めた開通当初の1日当たりの目標(5万5,850~6万9,200人)を上回った。

このうち入境者数は3万6,000人超、出境者数は4万1,000人超だった。

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