【中国】ホンダ新車販売、10月は3%増の13.9万台[車両](2018/11/05)
ホンダの中国法人、本田技研工業(中国)投資は2日、中国における10月の新車販売台数(小売りベース)が前年同月比3.1%増の13万8,666台だったと発表した。1月以来9カ月ぶりのプラス成長となった。
チャンネル別の販売台数は、広州汽車集団との合弁の広汽本田汽車(広汽ホンダ)が4.2%減の6万7,285台、東風汽車集団との合弁の東風本田汽車(東風ホンダ)が11.2%増の7万1,381台だった。
広汽ホンダの車種別販売は、主力セダンの「アコード(雅閣)」が34.4%増の1万8,562台、小型車「フィット(飛度)」が29.3%増の1万1,962台、多目的車(MPV)「オデッセイ(奥徳賽)」が15.6%増の3,836台と前年同月比でプラスとなった。一方、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ヴェゼル(繽智)」は14.3%減の1万2,548台、セダン「クライダー(凌派)」は23.3%減の7,917台、大型SUV「アヴァンシア(冠道)」は24.8%減の7,362台、セダン「シティ(鋒范)」は44.2%減の4,171台だった。
東風ホンダは、セダン「シビック(思域)」が23.7%増の2万498台、SUV「XR―V」が97.3%増の1万8,225台、MPV「エリシオン(艾力紳)」が21.8%増の4,183台と伸びた。SUV「CR―V」は15.6%減の1万7,071台、MPV「ジェイド(杰徳)」は20.0%減の3,826台、SUV「UR―V」は11.2%減の3,741台だった。
1~10月の累計販売台数は、全体で前年同期比5.8%減の110万3,670台。うち広汽ホンダは1.2%減の58万2,990台、東風ホンダは10.4%減の52万680台となっている。